社研修了生の小野寺宗貴さんが、鹿児島県南九州市で「泥んこバレーボール大会」を開催します。
7月6日(日)開催に向けて参加者を募集しています。ご関心ある方は下記リンク先の手順に従ってお申し込みください。https://broup.net/project/local-volleyball/
写真 左 秋のコスモス畑 右 現在準備中の会場
4期生の小野寺宗貴です。今年3月の課程修了後も引き続き、鹿児島県南九州市で地域おこし協力隊をしています。私の取り組んでいる活動内容は、市内を走るJR九州指宿枕崎線を活用した地域活性化です。
題名となっているバレーボール大会の開催及び募集は、沿線の活性化にどうつながっているの?と疑問を持たれることと思います。
ここで、取り組み対象としているJR九州指宿枕崎線についてお話いたします。
九州新幹線の終着である鹿児島中央駅から、鹿児島県の左側に位置する薩摩半島沿いに枕崎駅までの87.8キロを走るJR最南端の路線です。途中には、砂蒸し温泉で有名な指宿や、薩摩富士とも言われる開聞岳、最南端の駅である西大山駅があります。同路線の指宿~枕崎駅間ですが、乗客数が1987年と比べて約75%減少しています。
乗客数の減少を何とか食い止めたい、沿線を目的地とするコンテンツを作りたいという思いで活動している時に、社会起業研究科で今年度より「地域活性化論」を担当される藤川先生のゲスト講義を聞き、ご当地バレーボール大会(泥んこバレーボール大会)を実施していることを知りました。この企画は、沿線の景観を生かして路線の認知度を高めるには、絶好のコンテンツだと考えました。
思い立ったら実践あるのみということで、藤川先生のサポート協力を得ながら企画しました。この企画を通して、地域の方々と参加者が交流する機会や開催地に秋のコスモス畑ではなく、新たな夏の風物詩を生み出す新たな観光要素を生み出す目的を期待しています。